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日本ゼオン、広州で合成ゴムCMB生産拠点が稼働
−4億円を投じた年産5,000トン設備が完成− |
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日本ゼオン(03-3216-1772)は、広東省広州市永和経済区で昨年12月から現地合弁会社「瑞翁化工(広州)有限公司」を通じて建設を進めてきた合成ゴムCMB(カーボンマスターバッチ)設備を完成させ、営業運転を開始した。
生産能力は年産5,000トンで、投資額は約4億円。合弁会社の資本金は300万米ドルで日本ゼオンが30%、CMB事業子会社ゼオンポリミクス(日本ゼオン100%出資)が30%、豊田通商が30%、東京材料(日本ゼオン53.9%出資)が10%出資している。広州で日系自動車メーカーの相次ぐ進出・増設にともなうゴム自動車部品原料としてのCMB需要拡大に対応するとともに、日本ゼオンが世界トップシェアを持つ耐油性特殊合成ゴムを原料とするCMBの新規開発販売を推進する。
今回の合弁会社は華南地区で唯一の日系CMBメーカーで、日本ゼオンにとってタイのゼオン・アドバンスト・ポリミクス(日本ゼオン40%/豊田通商33%)、上海の「瑞翁化工(上海)有限公司」(日本ゼオン100%出資)に続く第3の海外CMB生産拠点となった。(ABT/20040826) |
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