中国・アジアの工場進出情報
2026.11.1 Vol.38 No.19
産業アナライズ<化学>
アジアのビスフェノールA需給動向
需要は引き続き低調/一段の需給悪化は必至
ポリカーボネート(PC)樹脂やエポキシ樹脂などの主原料であるビスフェノールA(BPA)の世界需要は引き続き低調で、設備稼働率は6割台という低水準に喘いでいる。それでもなおプラントの新増設は止まず、一段の需給悪化は必至の情勢。基本的な需給構造に変化は見られず、中国でPC樹脂やエポキシ樹脂の増産によって同国内のBPA需要は増加するものの、その他のアジア地域や日本ではマイナス成長が継続するという状況も変わらない。2026年度はGDP成長率見合いの需要増が見込まれるものの、イラン情勢をはじめとする下押し圧力が懸念材料だ。
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