中国・アジアの工場進出情報
2026.9.15 Vol.38 No.16
産業アナライズ<自動車>
フィジカルAIと中国自動車産業・後編
日本は国際ルール作りに参加できるか
中国はヒューマノイドの標準規格を押さえようとしている。ロボットを作る国ではなく、他国のロボットが中国系モデル、中国製部品、中国の開発環境を使う状態を目指している。中国はこれまで太陽光発電パネル、LIB(リチウムイオン2次電池)、レアアース(希土類)の供給で圧倒的な世界シェアを確保し、BEV(バッテリー電気自動車)の生産を世界的に支配できる体制を作った。さらにLIBはデータセンター向け需要が急増し、ここも押さえにかかっている。その次にヒューマノイドがあり、開発には自動運転AIの開発で使っているノウハウをそのまま投入する。2040年代とそれ以降を見据えた国家戦略である。果たして日本は対抗できるだろうか。
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