中国・アジアの工場進出情報

2025.12.15 Vol.37 No.22
バンコクレポート
タイの25年10大ニュース、トップは新政権が発足
来年は総選挙、景気回復、EV動向、カンボジア問題が焦点

 2025年はタイが将来に向けた胎動を感じさせる1年だった。タクシン派の連立政権が崩壊し、誇り党のアヌティン政権が誕生。ラマ10世は、国王として初めて中国を訪問し、親密さを見せつけた。中国企業が電気自動車(EV)を相次いで現地生産するなど、タイが中国の海外生産拠点になりつつある。一方でカンボジアとの国境紛争が激化。年末に国王の母親でシリキット王妃が亡くなり、早期の景気回復が懸念される。この1年を振り返ってみた。
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