中国・アジアの工場進出情報
2025.11.15 Vol.37 No.20
企業進出スタディ
豊通、車載用電池事業を強化〜アジア企業3社に出資
ENEOSなど4社は中国の事業基盤を強化
豊田通商は、車載用電池事業を次世代に向けた成長の柱と位置付け、銅箔をはじめとした車載用電池部材のサプライチェーン構築に注力している。将来のEV(電気自動車)など電動車の普及を見据え、電池材料の安定供給体制を構築。アジアでは、2025年6月にマレーシアの車載電池用銅箔メーカーに出資することで合意したほか、同年9月には台湾のステンレスおよびアルミ材大手に資本参加した。また、2025年中に韓国の車載電池用正極活物質メーカーに出資する。一方、ENEOSマテリアル、トヨタ自動車、明和産業、東陽テクニカは中国で同電池の事業基盤を強化している。
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