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産業アナライズ<自動車> |
欧州向けはタイから輸出へ
生産義務に追われる中国OEM |
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中国製BEV(バッテリー電気自動車)の完成車輸入がタイで始まったのは2023年。4輪乗用BEVの輸入台数は同年が約7.8万台、2024年は7.1万台だった。昨年実績のうちタイ国内で製造された車両は1万台弱であり、中国ブランドBEV販売台数の約15%に当たる。タイ政府が補助金交付の条件として中国OEM(自動車メーカー)に課したのは、2022〜2023年のCBU(完成車輸入)分は2024年までに同数をタイ国内で生産、2024年CBU分は×1.5台で2025年末までに国内生産、2025年CBU分は×2台で2026年末までにタイ国内生産――というものだった。しかし、この約束は果たされず、各中国OEMの要請を受けてタイ政府は救済措置に出た。同時に中国EOMは、タイから欧州への完成車輸出を行い国内生産義務に対応することを狙っている。
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