中国・アジアの工場進出情報
2025.8.1・１5 Vol.37 No.14
産業アナライズ＜化学＞
アジアのフェノール需給動向
伸長鈍化で稼働率７割割れも／2025年の新増設は５件
フェノールの2024年度需要は、低迷した前年度需要よりは２ポイント近く増加したものの、2025年度は再び伸長鈍化し、平均稼働率は７割を割り込む見込みだ。供給能力が2025年中に５件で150万トン近くも増加するためだが、これら能力の供給圧力が一層増すことで2026年も需給状況は低迷、業界再編が加速するだろう。
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