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産業アナライズ<鉄鋼・金属> |
高炉・特殊鋼6社、インド展開を加速
鴻池運輸/三井物産がインド市場に参画 |
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日本の高炉・特殊鋼メーカー6社がインド展開を加速している。同国の鉄鋼市場が経済成長と人口増により今後も着実な成長が見込まれるためで、日本製鉄はルクセンブルク同業のアルセロールミッタルとの共同出資会社「アルセロールミッタル日本製鉄インディア」(AM/NSインディア、グジャラート州)を通じ、ハジラ製鉄所(同)を増強する。一方、JFEスチールは15%を出資する「JSWスチール」(マハーラーシュトラ州)と同国で方向性電磁鋼板(GO)の一貫製造体制を構築するほか、現地のGOメーカーを買収した。また、山陽特殊製鋼はマハーラーシュトラ州法人を完全子会社化するとともに、愛知製鋼はパンジャブ州で特殊鋼の生産能力を増強する。さらに三菱製鋼はばね事業を強化するほか、日本冶金工業は同国市場に本格進出するため、マハーラーシュトラ州に現地法人を設立した。こうしたなか、鴻池運輸と三井物産はインドの金属リサイクル市場に参画する。
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