中国・アジアの工場進出情報
2024.11.15 Vol.36 No.20
産業アナライズ<化学>
アジア各国の石化製品2023年貿易状況
エチレン系〜市況悪化でエチレンやPEなど入超拡大
アジア各国の主要石油化学製品輸出入状況について、2023年の貿易実績を振り返ってみると、エチレンやエチレン系誘導品の入超量が再び増加に転じたことが分かる。国別では、引き続き中国を筆頭に入超量が大きく、最大のウェートを占めているPE(ポリエチレン)などはエチレン以上に入超量が増加した。例外はあるものの、国内の生産能力拡大にもかかわらず輸入量は増えている。ただ、域内の玉移動量増加により、余剰量が半分以下に減ったPVC(塩化ビニル樹脂)のような例外もあった。
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