中国・アジアの工場進出情報

2024.11.1 Vol.36 No.19
産業アナライズ<再生可能エネルギー>
Amazonがアジアで再エネ由来電力の調達を加速
インド、中国に加え韓国、日本でも

 米eコマース/クラウドコンピューティング大手のAmazonはこのほど「データセンターを含む同社事業で消費される電力のすべてを再生可能エネルギーで賄う」という目標を達成した。2019年に同目標を打ち出した際に定めたゴールは2030年。これを7年も前倒ししたことになる。そのなかで大きな役割を果たしたのがアジアにおける大規模ソーラーファーム。当初はインドを中心に屋上接地型の太陽光発電を多数そろえる戦略であったが、それでは間に合わないと見て方針を転換し、アジア各国でソーラーファームの開発を進めたことが、計画の大幅な前倒しにつながった。新しいプロジェクトでは、ソーラーファームと風力発電を組み合わせたハイブリッド式も目につくようになった。
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved