中国・アジアの工場進出情報
2024.11.1 Vol.36 No.19
産業アナライズ<化学>
伯ブラスケムがアジア市場へ本格攻勢
SCGケミカルズとタイでバイオPE製造拠点新設へ
ブラジル最大の石化系企業であるブラスケムがバイオPE(ポリエチレン)の第2製造拠点をタイに新設する。これに先駆け、その原料となるバイオエチレン製造設備のFEED(基本設計業務)を東洋エンジニアリングに10月上旬発注した。すでに2023年にはタイでSCGケミカルズとの合弁会社を設立しており、シンガポールオフィスに次ぐ拠点として東京オフィスも設置した。2025年にFEEDを終え、事業化に向けたFID(最終投資決定)を行う方針。「使い捨て」プラスチックよりリサイクルしやすくCN(炭素中立)にも適合する汎用樹脂としてアジア市場への攻勢を本格化させる。
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