中国・アジアの工場進出情報
2024.10.15 Vol.36 No.18
FOCUS
日本企業のASEAN戦略
ASEAN経済共同体、RCEP活用で進展
日本企業によるASEAN戦略が変革期を迎えている。ASEANが日本企業のアジア投資の中心となって久しいが、近年ではさらに加速。足元の2024年上半期には、アジア全体に占める実行投資額は80%を突破。大市場である中国(11%)、注目を集めるインド(5%)を大きく突き放す形である。アジア投資=ASEAN投資という状況だが、一方でASEAN事業の組み替えや撤退事例も増え始めた。ASEAN市場の成長鈍化が続いていることに加え、欧米、中国、韓国企業による攻勢が激化。さらに地場企業の成長により、一部で事業の将来性を見通せない状況も現れつつある。
⇒
全文(PDFファイル)
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は
鰹d化学工業通信社
に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved