中国・アジアの工場進出情報

2024.10.15 Vol.36 No.18
産業アナライズ<再生可能エネルギー>
韓国政府がSAF拡大戦略、国際線で1%導入義務
日本企業も燃料確保などへ現地企業と協

 韓国政府は8月末に、持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel、SAF)の拡大に関する戦略を発表した。この戦略の中では、2027年より韓国を出発する国際線の航空機の使用燃料において、1%のSAF導入を義務化することなどを定めている。航空分野の脱炭素化、また産業の振興も目指しSAFの普及に向けた取り組みを同国政府が本格的に進めていく中で、これに対して日本企業側からも、日本へのSAFの安定供給と確保、さらに同国での投資機会も見据え、現地企業と相次いでSAFの取り引きや協業を開始している。
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