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産業アナライズ<自動車> |
タイがHEV恩典を導入
日系企業の新規投資呼び込みへ |
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タイの政府機関であるBOI(タイ投資委員会)は去る7月26日、HBV(ハイブリッド車)の恩典を発表した。2028年以降2年ごとに物品税を2%引き上げる計画が棚上げされ、2032年までは現在の物品税率である6%が継続される。ただし、この恩典を受けるためには2024〜2027年の間に30億バーツ(約125億円)以上の電動車関連新規投資が必要なほか、車両からのCO2排出は100グラム/kmに抑えなければならない。これを達成できるOEM(自動車メーカー)だけ恩典を受けられる。タイ政府は中国OEM製のBEV(バッテリー電気自動車)と日系OEM製のHEVを競わせることで自国のアセアン電動車製造ハブとしての地位確立を狙っている。BEVの物品税率は2%であり、HEVとの差は4%。しかしBEVよりHEVのほうが同じクラスで比べれば車両価格は安い。
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