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産業アナライズ<自動車> |
BYDのタイ車両工場が稼働
果たして年産15万台は可能か |
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中国・BYDオート(比亜迪汽車)のタイ工場が生産を開始した。7月4日に開所式を行い8月に入って量産が始まった。タイ現地で調達する部品はまだごく少数で、現状ではほぼCKD(コンプリート・ノックダウン)に近いようだ。工場を視察した調査会社やサプライヤーは「量産立ち上げ段階でも細かなトラブルが出た」「生産スタッフの習熟度はまだ低い」「中国から運ぶ部品をどれだけ減らし現地化できるかは未知数」という。中国とタイの2国間協定により昨年はタイ向けBEV(バッテリー・エレクトリック・ビークル=いわゆるEV)完成車輸出を中国が一気に拡大、BEV市場は活気付いた。しかし日本で「タイ市場が中国製BEVに席巻される」と報道されているほどは売れていない。
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