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産業アナライズ<自動車> |
インドは「牛糞」燃料でリード
アセアンは農産物と燃料の争い |
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バイオ系自動車燃料が注目されている。その中心はインドとアセアンだ。目的は自動車分野のCN(カーボン・ニュートラリティ=CO2排出を事実上ゼロにする)を「多面的に進める」ことだ。欧州はBEV(バッテリー電気自動車)への一本化を打ち出し米国も同様の方向で追随したが、補助金がなければBEVに価格競争力がない点や中国が2次電池のサプライチェーンを握っていることなどから需要は足踏み状態にある。欧州にはバイオ系燃料への反対が根強く将来の見通しが立たない。それを尻目にインドは牛糞由来のバイオメタン、アセアンはサトウキビやアブラヤシ由来のアルコール系がシェアを伸ばしてきた。
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