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産業アナライズ<鉄鋼・金属> |
アジアの銅地金需給、24年に397万トンの供給不足に
消費は3%増の2,040万トンへ
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アジアの銅地金の需給バランスは2024年が397万4,000トン、2025年が313万9,000トンの供給不足となりそうだ。国際銅研究会(ICSG)によると、アジア(アセアンを除く)およびアセアンの銅地金消費は2024年に前年比2.5%(50万6,000トン)増の2,040万3,000トン、2025年に2.8%(58万トン)増の2,098万3,000トンへ拡大する見通し。一方、生産は2024年に7%(106万8,000トン)増の1,642万9,000トン、2025年に8.6%(141万5,000トン)増の1,784万4,000トンへ拡大する見込みで、少なくとも2025年までは300万トンから400万トンの供給不足を継続するもよう。2023年は消費が1,989万7,000トンに対し、生産は1,536万1,000トンと453万6,000トンの供給不足だった。
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