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産業アナライズ<自動車> |
タイ、韓国、中国の認証・検査機関が感じた
日系OEM認証不正への驚き |
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トヨタ、ホンダ、マツダなど5社が国土交通省の型式指定に伴う認証試験で不正を行ったことは、中国、韓国、タイの認証関係者に衝撃を与えた。この3国は自動車についての公的機関での検査体制を充実させようとしており、その矢先の日本での認証不正に大きな関心を寄せている。なかでも韓国とタイは、日本と同様に国連の多国間協定である「1958年協定」に加盟している。UN−ECE(国連欧州経済委員会)の中のWP29(自動車基準調和世界フォーラム)で採択された「R基準」と呼ばれる自動車基準認証の国際ルールを各国の国内ルールとして採用した場合は、同じルールを採用した国から輸入される車両を書類だけで受け入れなければならない。国ごとの個別の認証試験は免除される。今回の不正は、ほとんどがこのR基準にまつわる試験だった。
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