中国・アジアの工場進出情報
2024.5.15 Vol.36 No.9
産業アナライズ<化学>
韓国の2023年石化需給動向
オレフィン減産もPE・塩ビ系は増産
韓国の石油化学品需給動向を見ると、2023年はエチレン設備の定修増加などもあってオレフィン類の生産が3年ぶりに減少、内需も低調だった。そのうち主要石化製品は品目別に好不調があり、輸出が好調だったPE(ポリエチレン)系の一部製品や塩ビ系製品などは比較的堅調だったが、その他の合成樹脂は軟調、合成繊維原料は輸出が二ケタ増となったポリエステル原料以外は不調となるなど、全般的には低調だった。総じて貿易に支えられて稼働率を維持している韓国石化業界の現況が垣間見える。
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