中国・アジアの工場進出情報

2024.3.15 Vol.36 No.5
産業アナライズ<鉄鋼・金属>
金型5社、新興国市場を開拓
アジアの事業基盤を強化

 日系の金型各社がアジア展開を加速させている。新興国市場を牽引役に今後も中長期的な需要拡大が見込まれるためで、2021年にTOWAが江蘇省で金型工場を建設したのに続き、2023年には同社がマレーシア企業の金型製造事業、天馬がインドネシアの金型メーカーを買収するとともに、日精エー・エス・ビー(ASB)機械がインドで金型の生産能力を増強した。また、2024年には富士ダイスが広東省で営業所を開設するほか、パンチ工業が遼寧省法人とベトナム法人で金型部品の増産投資を推進中。
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