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産業アナライズ<自動車> |
欧州OEMは中国を抱き込むか
2024年のBEV生産を予測する・後編 |
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中国汽車工業協会(CAAM)がまとめた昨年の中国からの完成車輸出台数は前年比約58%増の491万台。日本の輸出台数を上回り初の世界一になることが確実となった。CAAM予測では、ことしの輸出は550万台である。輸出金額ベースでは昨年上半期実績が462億ドルで、ドイツの1,008億ドル、日本の556億ドルに次ぐ世界第3位だ。年間実績は来月には明らかになるが、CAAM推計では1,020億ドルであり日本の推計輸出額より約15%低い。BEV(バッテリー電気自動車)輸出が好調なものの、輸出車の単価はまだ低い。欧州では安価な中国製BEVが売れたが、欧州が輸入に規制をかければ販売台数激減の可能性もある。
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