中国・アジアの工場進出情報
2023.12.1 Vol.35 No.21
産業アナライズ<化学>
アジア各国の石化製品2022年貿易状況
エチレン系〜PEやSMなど不足緩和もEGは不足拡大
アジア各国の石油化学製品2022年貿易状況を振り返ってみると、中国を筆頭にベトナムやインド、インドネシアなどでエチレン系石化製品の入超状態が引き続き目立つ。反対に出超国は韓国や台湾、シンガポールなど、アジア市場への石化品サプライヤーという立場は変わっていない。ただ、表記10カ国の主要石化製品過不足量をトータルしてみると、全体として供給量が明らかに不足していることにも変わりはない。中東諸国や米国、日本などが不足分を補っているわけだが、エチレン系製品の入出超状況から見ていくと、入超量トップは若干の緩和が見られたPE(ポリエチレン)で、単品ではEG(エチレングリコール)という構図も変わらなかった。
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