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産業アナライズ<再生可能エネルギー> |
マレーシア、水素経済・技術ロードマップ公表
2030年200万トンの水素製造など展望 |
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マレーシアの科学技術・イノベーション省(英名:Ministory Of Science,Technology And Innovation)は、10月に「水素経済・技術ロードマップ(Hydrogen Economy & Technology Roadmap)」を公表した。このロードマップでは、水素を活用した同国の脱炭素化と産業発展の実現に向け、短期と中長期的な水素の生産量やコスト水準、また雇用の創出効果などに関する見通しを示している。本誌では、10月15日号でマレーシアにおいて日本企業も携わり計画されるCCS(CO2の回収・貯留)プロジェクトに関する事例を紹介したが、今回のロードマップでは、CCS技術を活用したブルー水素についても想定するとともに、再生可能エネルギー由来の電力により製造するグリーン水素の推進に向けた目標などにも言及している。
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