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産業アナライズ<自動車> |
包囲網の中の中国製BEV・後編
出口は見えないが欧米も苦しい |
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北米市場に中国製BEV(バッテリー電気自動車)は進出するか――の問いに対する答えは、現状ではほぼ「NO」だ。米議会でIRA(インフレ)抑制法が成立し、BEVについては「車両は北米産」「重要鉱物は国産または友好国での産出・精製40%以上」「部品・資材は50%が北米産」でなければBEV購入者は税控除(補助金と同じ)を受けられない。2024年の大統領選挙を前にバイデン大統領は「気候変動対策」「経済安保」を産業振興の土台にする政策を打ち出している。同時にUAW(全米自動車労組)のデモにまで参加し、労働者には「国産化」をアピールしている。中国企業の米国進出条件は極めて厳しくなった。しかし、「中国抜き」でBEV普及は可能だろうか。
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