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【インド】
EV、HEV市場が急成長、HEVは日本勢が独占
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インドでもEV市場は急速に成長しつつある。自動車のEV比率は足元の2023年2Q(4〜6月期)でも2.7%と小さいが、インド政府による補助・支援策が効を奏した。インド市場の特徴は、二輪車や自動車に先駆け、三輪車でEV化が先行していることが挙げられる。インドの都市部で深刻化する大気汚染の大きな原因が、都市を大量に走るオートリキシャと呼ばれる三輪車にあるとして、とくにEV化が推奨されてきたためだ。2022年のEV比率は自動車が1.1〜1.5%程度であるのに対し、三輪車はすでに50%を超えており、2023年度は6割近くを狙える水準にまで増加する見込み。二輪車もEV比率は2022年実績で4%程度と低いものの自動車市場の3〜4倍の規模を持つことから、この市場をターゲットに据える日本企業も少なくない。
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