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産業アナライズ<鉄鋼・金属> |
阪和興業、ASEAN展開を加速
新中計始動〜第二の阪和を東南アジアに |
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阪和興業がASEAN展開を加速させている。2020年度から3カ年の「中期経営計画2022」においてASEAN子会社全体で年間鉄鋼販売量300万トンに迫る戦略的重要拠点に成長させたのに続き、2023年度から3カ年の「中期経営計画2025」においてもASEANを中心としたグローバルでの事業展開の発展「第二の阪和を東南アジアに」を推進し、ASEANでのプレゼンスを一段と向上させる。2025年度の定量目標は、経常利益が700億円(2022年度実績642億円)、ROE(株主資本利益率)が12%以上、DOE(株主資本配当率)が2.5%以上、ネットDEレシオが1倍以下(1倍)、グローバル鉄鋼取扱量が1,700万トン(1,459万トン)で、3年間累計の投融資枠は800億円(前3年間累計628億円)を見込んでいる。
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