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産業アナライズ<自動車> |
日本向けBYD2車種目は量販車
上半期実績では世界ベスト10に初登場 |
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BYDオート(比亜迪汽車)は日本市場向け2車種目モデルである「ドルフィン」の日本仕様を公開した。第一弾の「ATTO3」よりひとまわり小さい車体の5ドアHB(ハッチバック)であり、日本市場への浸透をより強く意識した仕様設定である点が興味深い。3車種目は来年後半の投入予定であり、日本向けはすべてBEV(バッテリー電気自動車)。中国で売れているPHEV(プラグイン・ハイブリッド車)はいまのところ投入予定がない。日本のメディアも取り上げるようになったBYDオートはトヨタとBEV開発で提携していることから日本のOEM(自動車メーカー)の間でも関心が高く、とくにブレードバッテリーと呼ばれる薄型LIB(リチウムイオン2次電池)は調査とリバースエンジニアリングの対象になっている。しばらくBYDオートの「人気」は続くだろう。
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