中国・アジアの工場進出情報

2023.9.1 Vol.35 No.15
政界人脈
《タイ・シンガポール・カンボジア》
新国会議長が就任:経緯とプロフィール

 東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国では7月以降、3カ国で新しい国会議長が就任した。タイでは、5月総選挙の結果を受けて開かれた下院議会でイスラム教徒の長老政治家、ワン・ムハマド・ノー・マター氏が議長に選出された。シンガポールの場合は、前任者が不倫スキャンダルなどで辞任したため、単一与党「人民行動党(PAP)」の推挙でシア・キアンペン議員が新国会議長に就任した。カンボジアでは、フン・セン首相の意向で、17年間国民議会の議長を努めてきたヘン・サムリン氏が退任し、第2副議長のクオン・スダリー氏がカンボジア王国史上初の女性議長に就任した。
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