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日本石化メーカーの中で存在感増すインド市場
現地販売拠点の役割広がる |
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世界1位の人口を有するインドは、石油化学分野においても大きな市場となっている。近年でも、東レが新事業用地を購入しエンプラコンパウンド設備等を整備しているほか、2023年にはDICがコーティング用樹脂の工場を新設するなど同国での事業拡大を目指している。内需を賄うため輸入に頼る分野も多く、顕著な例としてPVC(塩ビ樹脂)については内需360万トン強(2022年度実績、現地石化団体調べ)に対し国内能力は160万トン台(同)に留まり、過半を輸入品で賄う世界最大の輸入国だ。今回紹介するクラレインディアと三井ケミカルズインディアは両社とも2008年に設立。以来15年の間、現地でグループ製品の拡販や市場開拓に努めてきた。現地事業は拡大を続けており、グループ内での重要性も加速度的に高まっている。
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