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「ポストコロナ元年」のアジア投資状況
1〜3月は38.4%増と好調、原動力はASEAN投資 |
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日本企業によるアジア投資が加速している。2023年1〜3月のアジア投資実行額は前年比38.4%増の4兆5,808億円。円安の影響もあるものの、水準としては極めて高く、日本企業によるアジア重視の姿勢が変わっていないことを裏付けた。原動力となっているのはASEAN投資。域内ではバラツキがあるものの、全体として大幅な成長を達成した。中国向け投資もプラス転換したほか、台湾、インドともに増加が継続した。一方、アジア事業のなかで拠点再編や新陳代謝も加速している。
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