中国・アジアの工場進出情報
2023.6.15 Vol.35 No.11
産業アナライズ<機械>
金属加工機械メーカーの事業環境に変化
工作機械市場が調整局面入り
日本の金属加工機械メーカーの事業環境が変化しつつある。工作機械大手のオークマ、DMG森精機、牧野フライス製作所、鍛圧機械大手のアマダ、アイダエンジニアリングの2022年度売上高はいずれも全社、アジアともに二桁増を達成したが、2023年度は全社、アジアともに二桁増を予想しているメーカーはなく、牧野フライスの全社の売上高は減益を余儀なくされる見通し。これは、工作機械市場が2022年後半以降、調整局面に入っているためで、この局面は少なくとも2023年度前半まで続きそうだ。
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