中国・アジアの工場進出情報
2023.5.1 Vol.35 No.8
産業アナライズ<鉄鋼・金属>
金属箔各社、アジアと日本で積極投資
5G化の進展/EV市場の拡大に対応
金属箔各社がアジアと日本で積極投資に動く。5G化の進展、EV市場の拡大を追い風に今後も銅箔およびアルミ箔製品の大幅な需要増が見込まれるためで、三井金属鉱業はマレーシア、台湾、日本で薄型基板内蔵キャパシタ材料「ファラドフレックス」、キャリア付き極薄電解銅箔「マイクロ・シン」、高周波基板用電解銅箔「VSP」の生産・開発体制を強化するとともに、中華圏でのマーケティングを強化する。また、JX金属は日本で圧延銅箔工場を建設するほか、UACJは広東省、マレーシア、日本で電池箔の生産能力を増強する。さらに、東洋アルミニウムはインドの医薬品用包装材料メーカーを買収したほか、豊田通商は韓国のアルミ箔メーカーに資本参加する。
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