|
|
|
産業アナライズ<自動車> |
中国製BEVはEUをめざす・続編
ドイツ勢の完成車輸出拡大中 |
|
中国からの完成車輸出は昨年、過去最高を記録した。中国汽車工業協会(中汽協)によると、輸出台数は311万台で過去最高だった。国内生産車の輸出でドイツを抜き日本に次ぐ世界第2位の実績であり、前年比では54%増、コロナ禍前の2018年比だと3倍だ。中汽協は三電(電動モーター、2次電池、動力制御系)の開発・生産で中国企業の競争力が高まったことを理由のひとつに挙げているが、中国に生産拠点を展開する海外OEM(自動車メーカー)からの輸出が増えていることも大きな理由である。とくに欧州勢は、中国生産のBEV(バッテリー電気自動車)とPHEV(プラグイン・ハイブリッド車)をEU向けに輸出することで、EUでの供給力とコスト競争力を高めようとしている。
|
|
|
|
|
|
|
|
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。 |
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved |