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産業アナライズ<自動車> |
「ユーロ7」は中国のチャンスか
排ガス規制とタイヤ摩耗粉規制 |
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EU(欧州連合)委員会が発表した次期排ガス規制「ユーロ7」最終案が物議をかもしている。「これをクリアすると車両コストは1台平均2,000ユーロ上がる」「2025年7月導入は無理」などの声があがっている。また、EU委が掲げた「タイヤ摩耗粉規制」については「試験方法も確立されていないのに何をしようというのか」との反発がある。しかし、その一方で中国企業はビネネス拡大へと動いている。「ユーロ7は大きなチャンスになるかもしれない」と見ている企業も少なくない。ICE(内燃機関)開発とその関連の生産まで請け負う体制を狙い始めた。
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