中国・アジアの工場進出情報
2022.9.1 Vol.34 No.15
産業アナライズ<物流>
好調の海運3社が掲げるアジア事業の「次の一手」(中)
日本郵船がESG関連で総額1.7兆円を投資
日本郵船は、コロナ禍からの回復のなかで急増する物流需要、メーカー各社によるアジアサプライチェーンの再構築、海運価格の高騰といった環境を追い風に、まさに絶好調のなかにある。だが同社は「こうした状況はあくまで一時的なもの」とする認識を崩していない。ロシアによるウクライナ侵攻により、物流の混乱は今後も継続が予測されているが、いずれ沈静化することは間違いない。加えて、足元の高い物流需要から、新たな船舶の建造が相次いでおり、下手をすればコロナ前より深刻な海運不況が来ることすら予測できる。
⇒
全文(PDFファイル)
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は
鰹d化学工業通信社
に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved