中国・アジアの工場進出情報
2022.9.1 Vol.34 No.15
産業アナライズ<機械>
機械メーカー各社、自動車市場で攻勢
中国・タイ・インドの事業基盤を強化
日本の機械メーカー各社が自動車の電動化、新規制に対応するとともに、将来の自動車生産台数の拡大を睨み、中国、タイ、インドで事業基盤を強化している。なかでも世界最大の自動車市場である中国では、ナブテスコが上海市で商用車用機器の販売会社を2021年11月に設立したのを皮切りに、日本精工が電動油圧ブレーキシステム用ボールねじ、牧野フライス製作所が横型MC(マシニングセンタ)、ペガサスミシン製造が自動車用ダイカスト部品の増産投資を実施するほか、黒田精工がEV用モーターコアの提携先を物色している。また、タイでは不二越が自動車用ベアリング工場、インドではツバキ・ナカシマが自動車用精密ボール工場を建設する。
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