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| 産業アナライズ＜自動車＞ |
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エンジン開発競争の行方
10年後は中国が世界をリードする？ |
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もうエンジンなどいらない。時代は電気だ――現在はこういう風潮である。EU(欧州連合)委員会では将来的にBEV(バッテリー・エレクトリック・ビークル)しか認めないという規制案が話し合われ、今後はこの議題がEU議会に諮られる。GHG(グリーン・ハウス・ガス＝温室効果ガス)のほとんどを占めるCO2＝二酸化炭素の排出削減を進めるため自動車はICE(内燃機関)を捨てるべきだ、と。しかし、いま世界じゅうに13億台以上ある自動車の99％がICEを積んでいる。これが現実だ。そして、そのICEの次世代を中国勢がねらっている。
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