中国・アジアの工場進出情報

2022.7.1 Vol.34 No.12
産業アナライズ<再生可能エネルギー>
東南アジアで始まる水素・アンモニア活用への取り組み
日本の総合商社やプラント会社が覚書や調査着手

 東南アジア各国で、水素やアンモニアを燃料として利用するための検討が次々と開始されている。燃焼時に温室効果ガスを排出しないため、発電や大型外航船舶向けの次世代燃料として注目される水素やアンモニアは、日本では2050年のカーボンニュートラルを達成するうえでの有力なエネルギー源に位置付けられているが、東南アジアでもこうしたエネルギーを将来活用していくことを各国政府も掲げる。そしてその活用実現に向けて日本企業各社も動き出しており、各社は既存火力発電所での混焼などを進めるため現地企業との新たな協力を相次ぎ始めている。
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