中国・アジアの工場進出情報

2022.4.1 Vol.34 No.6
産業アナライズ<機械>
プラスチック機械のアジア需要、2022年は東南アジア/印が増加
中国のみ前年割れに〜輸出は3%減

 アジアにおける2022年の日本製プラスチック機械の需要は国・地域ごとに好悪入り交じる展開となりそうだ。日本産業機械工業会(産機工)はプラスチック機械の主力である射出成形機の2022年需要について東南アジア(タイ、シンガポール、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナム、カンボジア、ブルネイ、ミャンマー、ラオス)、インドは前年比プラス、台湾、韓国は前年並み、中国は前年割れを予想している。また、産機工がまとめた「プラスチック機械中期需要予測」によると、射出成形機の2022年輸出は1万1,150台と前年に比べ3%減少する見通し。
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved