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産業アナライズ<自動車> |
中国自動車市場を読み解く・2
純ICE車100万台減は想定内 |
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2021年の中国国内自動車市場では新能源車(NEV=ニュー・エナジー・ビークル)が前年比で約1.5倍と伸長し合計352.1万台に達した。内訳はBEV(バッテリー電気自動車)が291.6万台、外部から充電できるプラグイン機能を持ったHEV(ハイブリッド車)であるPHEV(プラグイン・ハイブリッド車)が60.3万台、FCEV(燃料電池電気自動車)が0.6万台である。これは中国汽車工業協会(中汽協)発表の工場出荷台数であり実際の販売台数ではないが、NEV生産が拡大したことは間違いない。生産全体では前年比3.4%増の2,826万台であり、台数では前年比97万台の増加である。NEVの増加は215.4万台であり、通常のICE(内燃エンジン)搭載車のシェアが減ったということだ。
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