中国・アジアの工場進出情報

2022.2.15 Vol.34 No.3
産業アナライズ<鉄鋼・金属>
JFE/日本製鉄、電磁鋼板の増産急ぐ
インドで事業化検討/日本の生産体制を強化

 世界の大手鉄鋼メーカーがアジアと米国で電磁鋼板の生産体制を強化している。日系企業では、JFEスチールが15%を出資するインドの鉄鋼大手「JSWスチール」と同国で方向性電磁鋼板の事業化調査(FS)を進めているほか、日本で無方向性電磁鋼板の生産能力を増強する。また、日本製鉄は1,000億円超を投じ、日本で電磁鋼板の増産投資を実施する。海外企業では、中国の「宝山鋼鉄集団」、「首鋼智新遷安電磁材料」、韓国の「ポスコ」、米国のビッグリバー・スチールが無方向性電磁鋼板、インドの「NLMKインディア」が方向性電磁鋼板の増産投資を推進している。
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