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産業アナライズ<自動車> |
中国製BEVの国際競争力・後編
日本への輸入はできるのか |
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中国製BEVを日本に輸入する計画がいくつか発表されている。もっとも規模が大きいのは佐川急便による7,200台で、これは日本側の設計で中国メーカーが車両を生産する。ほかにも電動バスや小型トラックなど、日本には商品がないカテゴリーで中国製を物色する例が増えてきた。並行輸入またはPHP(輸入自動車特別取扱制度)を利用した中国製BEVの輸入は現実味を増しているが、その一方で、エンジニアリング会社が中国製BEVを分解したデータを見ると、日本のお客さんはこれで納得するだろうかと疑問に思える点もある。前編では欧州向けに少数が輸出されている中国生産車の例を挙げた。後編では日本に輸入する難しさを挙げる。
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