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産業アナライズ<自動車> |
アセアンをめざす中台韓・その3
国営上海汽車が「MG」で市場開拓 |
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アセアン各国は、それぞれに車両電動化の計画を描いている。前回、韓国・ヒョンデ自動車の生産拠点国として紹介したインドネシアと、現在のアセアン自動車輸出国筆頭であるタイは、BEV(バッテリー電気自動車)の生産でも互いを意識し合っている。インドネシアのヒョンデに対し、タイには中国の上海汽車が車両工場を構える。昨年10月に出荷累計は10万台を超えた。現地の大手財閥であるCP(ジャルーン・ポーカパン)グループと上海汽車の合弁事業であり、ここから「MG」ブランドのアセアン向け左ハンドル車および域外輸出用の右ハンドル車が生産されている。よく言われる「アセアンで9割のシェアを持つ日本車を脅かす存在」というのは誇張に過ぎるが、その出来栄えと品質には侮れないものがあるのも事実だ。
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