中国・アジアの工場進出情報

2021.12.1 Vol.33 No.21
バンコクレポート
タイの不動産市場、日本企業の投資先が広がる
マンションから一戸建て、サービスアパート、オフィスに

 日本企業がタイの不動産市場に熱い視線を向けている。当初はブームになった分譲マンションの開発・販売に注力し、最近は実需が見込める郊外の一戸建て住宅やサービスアパートに移行しつつある。さらにホテルやオフィスと商業施設を併設する大型複合施設、物流と投資先が広がってきた。コロナ渦により不動産市場は低迷している。しかし、日系大手はコロナ後を見越し先行投資を決めた。タイのほかベトナムやインドネシアなど東南アジア諸国連合(ASEAN)で日本企業の不動産投資が拡大している。
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