中国・アジアの工場進出情報

2021.12.1 Vol.33 No.21
産業アナライズ<再生可能エネルギー>
シンガポール、グリーンプラン2030により太陽光拡大など注力
日本企業は水素などでクリーンエネ普及事業展開

 シンガポール政府は、持続可能な開発に関し同国の取り組みを前進させるための計画として、「グリーンプラン2030」を2月に策定した。国連が定める持続可能な開発目標(SDGs)の達成への寄与を目指し、同国としても再生可能エネルギーの利用拡大などによる地球温暖化・脱炭素化の施策に取り組む。同国では太陽光発電など再エネの発電所建設・開発を行うための国土内の用地が大きくないなど課題は多いが、それでも同国政府は限られたスペースを活かしながらの太陽光発電導入拡大などを進めていく。こうした脱炭素化を目指す同国の取り組みに対し、日本企業各社もクリーンエネルギー関連製品や技術の提供、また事業の展開などにより支援を行う。
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