中国・アジアの工場進出情報

2021.11.15 Vol.33 No.20
産業アナライズ<機械>
産業機械、中国で日系企業の工場建設相次ぐ
2025年までの4年間で10工場稼働

 2022年から中国で日系産業機械メーカーによる工場の新増設が相次ぎそうだ。5G・EV等をはじめとするものづくりの高精度化・高精密化の進展により中国で「日本の品質」を求める引き合いが強まっているためで、日系の工作機械メーカー6社、産業用ロボットメーカー2社、プラスチック加工機械メーカー2社が2022年から2025年までの4年間で同国に10工場を建設。なかでも工作機械については、ツガミが浙江省と安徽省、牧野フライス製作所が湖北省、ヤマザキマザックスが遼寧省、FUJIが江蘇省、DMG森精機が上海市近郊と天津市で工場を立ち上げる計画で、これら7工場のうちツガミの安徽省とDMG森精機の天津市の2工場を除く5工場は2023年までに稼働する。
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