中国・アジアの工場進出情報
2021.11.1 Vol.33 No.19
産業アナライズ<物流>
「物流クライシス」の改善は2022年第1四半期以降か
アジア拠点・サービスの強化相次ぐ
海運スケジュールの混乱により海運コスト上昇、倉庫の混乱、部品・部材の品薄、生産ラインの停滞、生産コストと物価の高騰を引き起こす「物流クライシス」が続いている。ドライバルク船市況(バルチック海運指数)はこの1年半でほぼ5倍、定期船運賃市況(上海海運指数)は中国→北米東岸でほぼ3倍に跳ね上がったまま。運航スケジュールの遅延も常態化しており、寄港地のスキップ、主要港における沖合での入港待ちも増加する一方である。クリスマス商戦を控え荷動きが増加することが確実であるなか、さらなる混乱は続きそうだ。
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