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産業アナライズ<化学> |
アジアの塩ビ市況が高騰
最大のインド市場で1年以上千ドル超え |
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アジアの塩ビ(塩化ビニル樹脂)市況が1年以上もトン当たり1,000ドルを超えたままで推移している。最大の輸入市場であるインドでのオファー価格が昨年秋以来上昇し始め、今年の夏場にはやや下降したものの、9月から再び上昇軌道に乗りだした。供給サイドの様子を見てみると、最大の輸出国である米国で災害などのトラブルが相次いでおり、アジアからの輸出余力も潤沢とはいえない状況。需給タイト化を背景に塩ビ市況の高値はしばらく続く見通しだ。
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