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バンコクレポート |
タイの工業団地販売が低迷、回復は2023年以降
スマート化や海外進出など多角化を促進 |
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タイの工業団地が伸び悩んでいる。工場用地の販売面積は2021年会計年度の上期(2020年10月〜21年3月)に、前年同期比66%減の474ライ(1ライ=1,600平方メートル)に急減した。東南アジアにおける製造業の新規投資はベトナムにシフトしつつあり、さらにコロナ渦が下押し要因となった。過去5年間は2018年度(2017年10月〜18年9月)の3,500ライが最高で、19年度以降は減少が続いている。タイの工場用地の販売がコロナ渦前に戻るのは2023年以降になるとの予想が多い。
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