中国・アジアの工場進出情報
2021.7.1 Vol.33 No.12
企業進出スタディ
日本電気硝子、アジアの生産体制を強化
FPD用ガラス/ガラスファイバー/医薬用管ガラス増産
日本電気硝子がアジアの生産体制を強化している。巣ごもり需要、5G(第5世代移動通信システム)通信インフラ投資、ワクチン需要などを追い風にFPD(フラットパネルディスプレイ)用ガラス、ガラスファイバー、医薬用管ガラスの需要増が期待できるためで、2020年にマレーシアで医薬用管ガラスの生産設備を増設したのに続き、2022年には中国でFPD用ガラス、マレーシアでガラスファイバーの生産設備を増強する。なかでもFPD用ガラスとガラスファイバーの生産設備にはそれぞれ300億円、370億円を投入する。
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